以前投稿した記事にはチャットGPTに1からプログラムを組んでもらいました。
今回はチャットGPTにコードの修正点があるかどうか質問するための例をご紹介します。
コードの修正点を見つけてもらう
例えば別のサイトで公開していたコードをそのまま貼り付けたらエラーになった、理想とする結果にならなかった、という経験はありませんか?
そんなときはチャットGPTの出番です。
以前作成してくれたプログラムを例にします。
// ショートコード [wp_version] を定義し、WordPressのバージョンを返す関数 function get_wp_version_shortcode() { global $wp_version; return $wp_version } add_shortcode(‘wp_version’, ‘get_wp_version_shortcode’); このコードでエラーが出ます。なぜですか
このコードでエラーが出るのは、get_wp_version_shortcode
関数内で $wp_version
を使用しようとしているにも関わらず、その変数が関数内で定義されていないからです。このような場合、global
キーワードを使用して $wp_version
を関数内でグローバル変数として使用するように指定する必要があります。
修正されたコードは次のようになります:
// ショートコード [wp_version] を定義し、WordPressのバージョンを返す関数
function get_wp_version_shortcode() {
global $wp_version;
return $wp_version;
}
add_shortcode('wp_version', 'get_wp_version_shortcode');
ここで重要なのは、return $wp_version;
の行の最後にセミコロン ;
が追加されていることです。関数の最後にはセミコロンが必要です。
この修正を加えることで、エラーが解消されるはずです。
わざとセミコロンを削除してチャットを送りましたが、セミコロンを抜けていることを指摘してくれました。さらに修正した正しいプログラムをもう一度表示してくれます。大変優秀です。
このように既に存在するプログラムの間違いを指摘するのにも活用できます。
他にも括弧の数が合わないときを指摘してくれたり、使用されていない変数を教えてくれたりもしてくれます。
プログラムが理想とする動きをしているかの確認は人間がする必要はありますが、エラーを探すという大変な作業を軽減してくれます。そして何が駄目だったのかを教えてくれます。
まとめ
プログラムが動かなくて困ったときは、そのコードすべてをチャットに貼り付けてチャットGPTにアドバイスをもらうのも手段の一つです。