先日WordPressで使用しているテーマのアップデート中にページを更新しました。
するとこんな画面が表示されました。
現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません。
そういえばアップデート途中にページを更新したな・・・
アップデート中かもしれないとしばらく待ちましたが変化なし。
そもそもアップデートは数秒、長くて数十秒なのに5分も待ちました。これはおかしい。
ということでインターネットで検索。
原因は.maintenanceというファイルが存在するからでした。
.maintenanceファイルはwp-contentフォルダと同じ階層にあるファイルでした。
それを削除すると無事ホームページを閲覧することができました。
テーマのアップデートも問題なく終了していました。
今回の反省と勉強点
アップデート中にページの更新をしない。
アップデートの完了まで見届けてからページを更新する。
WordPressのアップデート中(正確にはメンテナンスモードに入るとき)は.maintenanceファイルが作成される。
WordPressってよくできているなあ・・・。
追加の検証
WordPress用のテスト環境で同様に.maintenanceファイルを置いてみたところ、メンテナンス用メッセージが英語で表示されていました。
テスト環境の準備の方法は改めて記事にできたらと思います。
メッセージは以下です。
Briefly unavailable for scheduled maintenance. Check back in a minute.
英語で表示された場合も落ち着いて.maintenanceファイルを削除しましょう。
maintenanceファイルの中身
.maintenanceファイルの中身はどうなっているのか興味本位で開いてみました。
中身はphpで記述された1行のだけのコードでした。
<?php $upgrading = 1726XXXXXX; ?>
Xは数字が入っていましたが伏字にしています。
この10ケタの数字は日付を表しています。
どうやらUnixタイムスタンプみたいです。
いつ.maintenanceファイルができたか(=メンテナンスモードに入った日時)を残しているみたいです。
ここに書いてあったUnixタイムスタンプを日付と時刻に変換すると確かに.maintenanceファイルができた日時でした。
WordPressはまだまだ知らないことがたくさんありますね。勉強になりました。